2014-09-30

水の侵入を防ぐ!耐久性を考慮したバスケットボード
「アルミサンドイッチボード」のご紹介

今回は学校校庭のバスケットボードの安全性向上を目指し開発された、屋外用バスケット板「アルミサンドイッチボード」をご紹介いたします。


学校の校庭にあるバスケットゴールのボードがよくボロボロになっているのを見かけます。これは一般的なボードが木製であるため、長期間屋外で風雨にさらされ腐食してしまうためです。このようなボードの腐食は最悪の場合、ボードの落下や、リングの落下事故の原因にもなる可能性をもち、非常に危険な状態といえます。
この腐食課題をどうにか解決しようとして生まれたのが、「アルミサンドイッチボード」です。
ルイ高では、ボードの材料を耐水合板にし、更にアルミ板で全面コーティングすることで、腐食原因である雨水を浸入しづらくし、従来の木製ボードに比べ非常に高い耐久性を実現しました。

  • アルミサンドイッチボードの断面です。両面にアルミ板を貼付。低コストにて剛性、耐久性アップと軽量化を実現しています。

  • 周囲をアルミ型材で縁取りしており、表面や裏面だけでなく、小口からの水の浸入も防ぎます。

右は使用後約3年経過した一般的な木製ボード。木製の合板ボードは、屋外で使用する場合、風雨や太陽光により激しく劣化が進行する場合があります。左は納入後8年経過したアルミサンドイッチボード。納入時に近い形状を保っています。

  • ボード自体の強度につきましては、工業試験場において強度試験を実施し、安全の確認を行っています。
    小学校のバスケットゴールはリング位置が低いため、外部者のダンク等によりボードが破壊されるケースがありますが、アルミサンドイッチボードは破壊試験において200kg以上の過重に耐えることが実証されました。(数値上は65kgの人がダンクしても耐えうる強度です。
    ※ただしダンクに対する製品の保証をするものではございません。)

アルミサンドイッチボードはボード交換だけでもご利用いただけます。是非、お気軽にお問い合わせください!

校庭器具点検のお願い

バスケットゴール以外にも学校校庭には、定期点検や修理を必要とする器具がたくさんあります。公益財団法人日本体育施設用器具部会発行の「事故防止のためのスポーツ器具の正しい使い方と安全点検の手引き」から点検表を抜粋しておりますので是非ご活用ください。


まだまだ、学校校庭には旧態依然の器具や遊具がたくさん置かれています。ルイ高はこのような現状を少しでも改善できるよう、「安全・安心」をコンセプトにした製品開発を行っております。今後も校庭環境改善のためにお役に立てるよう頑張ります。

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